切れ端を使って

2018/06/12
服づくりの工程の中で、
生地をパーツの形ごとに切る「裁断」。
以前のブログでもこの裁断についてご説明しましたが、
裁断をしていると、
どうしても生地の切れ端が出てきてしまいます。
パーツとパーツの間で出てきてしまう切れ端。
普段は児童館や施設に渡して、
作業や遊びに使ってもらったりもしますが、
それでも余るほど大量に発生してしまいます。
そこで先日、
同じ墨田区の八広で活動されている、
アーティストの中瀬氏に
この切れ端をアートにご活用いただこうと
ご来社頂きました。
どんな作品になるか非常に楽しみです。
それ一つでは役に立たないものも、
活用次第で全く新しいものになる。
加工業にも通じるものがあるような気がして、
完成品が待ち遠しいです。
そんな中瀬氏は、
6月23日~30日に東京都美術館で開かれる、
「ZEN展」にも作品を出展されるようです。
ぜひご覧になってみてください。



