~国内市場における輸入浸透率~
こんなデータがあるのはご存知でしょうか?
前回のブログで投稿しました、
ビジネスライフ様のHPのご紹介。
そのHP内で国内生産率のお話に触れて頂いたので、
今回はこの内容について。
冒頭の輸入浸透率、、、
2014年の時点で、日本の市場にある衣類の97%以上が輸入品というデータが出ています。
つまり国内で流通している国内生産の衣類は3%以下。
Made in Japanはかなり希少となっているのです。
1990年頃には半分程度だったのですが、、、
急速に減少しています。
百貨店の売上の落ち込みや、
ファストファッションの台頭で、
大量生産のコストを下げるほとんどの製品は、
海外の製造へとシフトされてます。
国内衣料品の市場規模も
1990年の15兆円から
2014年には10兆円ほどへ。
日本の国内工場では、
技術ある職人の高齢化もあり、
継承もできず廃業するところも。
市場の厳しさもあり、
技術力の伝わりづらい仕事ですが、
それでもMade in Japanの高品質な製品を
求めて頂けるお客様のためにも、
絶やさず努力をしていきたいと思います。
少しお堅い内容となってしまいましたが、
国内工場の現場の様子が広く知られるとうれしいですね。