~切れ端の再利用~

 

服づくりの工程の中で、

生地をパーツの形ごとに切る「裁断」。

 

以前のブログでもこの裁断についてご説明しましたが、

裁断をしていると、

どうしても生地の切れ端が出てきてしまいます。

 

パーツとパーツの間で出てきてしまう切れ端。

普段は児童館や施設に渡して、

作業や遊びに使ってもらったりもしますが、

それでも余るほど大量に発生してしまいます。

 

そこで先日、

同じ墨田区の八広で活動されている、

アーティストの中瀬氏に

この切れ端をアートにご活用いただこうと

ご来社頂きました。

 

どんな作品になるか非常に楽しみです。

それ一つでは役に立たないものも、

活用次第で全く新しいものになる。

 

加工業にも通じるものがあるような気がして、

完成品が待ち遠しいです。

 

そんな中瀬氏は、

6月23日~30日に東京都美術館で開かれる、

「ZEN展」にも作品を出展されるようです。

ぜひご覧になってみてください。

Share