~すみだの地場産業~

 

「莫大小」

これはメリヤスと読みます。

大きくもなく小さくもない。

ニットの伸縮性という特徴から読まれた当て字です。

 

意外と知られてはいないですが、

実は墨田区はニットの産地でもあります。

下町の産業として根ざしたのは江戸時代からとか。

 

最初は下町の下級武士が、

手編みで刀のつか袋や印籠下げを編んでいたらしいです。

(諸説ありますが、、、)

 

ニットというと、

一般的にはセーターやカーディガンなどを思い浮かべるかと思います。

いわゆる編み物の総称なので、

実はTシャツやスウェットなどに使われる

伸縮する生地(丸編みと呼ばれます)もニットになります。

 

キップスは、

この丸編みを裁断し縫う(カットソー)の

製造業として歴史の流れに沿いながら

100年営んできました。

 

歴史のあるニット、

墨田区の地場産業であるメリヤス。

 

これからの時代も

まだまだ盛り上げていきたいと思います。

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